先日、武道館で本年度の合気道演武大会が開催されました。
58回の無観客の演武大会、59回のマスクをつけ観客を制限した大会、60回はまだマスクをつけている人もいるなかでの遠慮がちな大会でしたが、今回は久しぶりにコロナ以前のような盛況な大会となりました。
本道場でも5級の方と3段の方、計4人が参加しました。
時間が短かったので予定していた技の途中で演武が終わってしまったのは残念でしたが、それなりに格好がついていたように思います。
ただ、たくさんの人が参加していたのでぶつからないように気をつけながらの演武となったようでした。
皆さんも、日頃目にしたことのない他の道場の様子や本部の師範の方々の演武が見られたと思います。
ただ長時間にわたり沢山の参加者の演武を次から次へと紹介していくだけで、最初は関心を持ってみていてもそのうち飽きてきたのではないでしょうか。
以前は合気道経験のある有名人(由美かおるやスティーブンセガール、等)が出て来て演武を披露することもあり、それなりに演出的に楽しめた部分もありました。
私見ですが、今回出られている本部の師範の先生方の技は少々画一的なように見えました。今から2,30年前の大会では殆ど開祖の直弟子といわれた師範の方の演武はそれなりに個性的でした。
彼らは大学の合気道部といったものがなかった時代に様々な武道(剣術、空手、柔術、等)を経験していた方が多く、演武の中にその影響が見て取れました。
私の様に長くやっている者からすると、一般道場の師範演武を見ていると既に亡くなられた有名な先生の面影が見られたりしてそれなりに楽しめました。
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