一昨日、3ケ月ぶりに稽古をしました。
コロナが蔓延してから、何度か稽古を休止したことがあります。
とりあえず児童館が使えるということで再開しました。
やはり一人で動画を見たり木刀を振っているのとは違います。
久しぶりなのであまりハードな技は行わないでゆっくりと体をほぐすような稽古でしたが、やはり人と触れ合うというのは大切な事だとつくづく思いました。
コロナでは人との接触を避けますので、何か体の中にもやもやとするものが溜まっていましたが、合気道のお陰でスッキリしました。
しかし、私はそういう事が出来るのですが、一般の大人の人はどうなのでしょうか。
最近感じるのが、コロナが蔓延し始めてから2年が過ぎましたが、人と人との間隔がおかしくなっている気がします。
人と人との距離が離れているせいなのか、正面を向きあって近づかないせいなのかと思います。
何か宇宙服を着て他人と接触しているような状態が続いているせいなのではないでしょうか。
我々大人になってからかなり時間が経つのですが、成長期の子供や青少年は大丈夫なのでしょうか。
合気道を久しぶりにやって人と人との間にある膜のようなものが出来ていたと感じました。
ところで、前回書きました合気道で体を作るための技ではないのではという事ですが、考えてみると指導者や本人の自覚次第によると思いました。
例えば、四方投げでも重心移動や腰の回転などを意識せず、力いっぱい腕を振り回していたら、力技にしかならないように。
入り身投げでも合気道の教本に書かれている形式を真似て、ワザワザ相手の態勢を崩しておきながら、無理に相手の体を起こして背中から倒そうとしたりするような事では一体何のためになるのか判らなくなります。
0コメント