前日までとうって変わって暑くなりました。
体育館は一応クーラーがきいていましたが、結局扇風機もつけました。
杖をやる予定でしたが持ってくるのを忘れたので短刀どりをやりました。
一応5教から短刀どりというのがあります。
右手で振りかぶってきたときに相手の肘を抑えるケースとそれに間に合わないとき体捌きで躱すというやり方を練習しました。
短刀でついてきた場合は三教と小手返しの練習をしましたが、実際は相手が短刀で突いてきたとき、その威力を利用してそのまま前に引き倒すのが一番手っ取り早いのでその練習をしました。
実は合気道の練習ではこれはあまりやりません。
一番近いのが一教だと思います。
一般的には「三教」や「小手返し」で相手を倒す事を教えますが、単に前に引き倒すのでは、習った技を使ってないことになり、<合気道を教えている感>がないからではないかと思います。
それ以外にも相手の突いてくるタイミングに合わせるのが実は結構難しいのです。
これは、他の合気道の技と同じく相手と同じタイミングで動かないと相手が倒れないからです。
何故「合気道」というかというと「相手の気に合わせる」という事がおそらく最低限必要だと思いますが、実はそれが大変難しい。
かなり長くやっている人でも出来ないケースが少なからずあります。
合気道の稽古では「横面打ち」とか「突き」とか動きがパターン化されていますが、なによりも「相手の<気>=<起こり>と合わせる」事を体得しなければならないと思っています。
それが出来るようになれば、シンプルな動きで相手を捌く事が出来るようになると思います。
そのためには相手の動きを<写す>ような気持ちで稽古をすることが必要だと思います。
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