本日は田園都市線が止まったので30分遅刻。
最初の30分は自主稽古になりました。
そのあと自主稽古で色々とうまくいかないことがあったようなのでそれについて説明。
若い頃、私自身が稽古をしていたとき、早めに行って友人と稽古をしながら、うまくいかないので色々と試しました。それでも納得がいかないとき先輩に聞きました。
指導者がいるときは、それなりに出来ていたのが、いざ自分で考えてやると色々と疑問が浮かんできます。
自主稽古は自分が出来ていないところを見直す絶好の機会になります。
本日の稽古は、普段やらない入り身投げをやりました。
入り身投げは技としては効果的ですが、中途半端にやると相手に受け身をとってもらわないと上手く出来ません。
合気会でやっている<入り身投げ>は、相手が正面から打ってきたとき、それに合わせて自分の右腕をあげ、相手の腕を下ろすのに合わせ、自分の腕をその上に乗せて下ろしながら、左足を軸に反転する。
すると、相手は右腕を押されるので前傾し、仕手の手の動きに合わせて同じ方向に崩れながらまわる。
仕手はそんなバランスを崩した相手の首に手をかけて倒す。
https://www.youtube.com/watch?v=UsjlrG-hOb4&t=122s
というのが<正面打ち入り身投げ>のパターンであり、大抵はそう教えられる。
しかし、相手が正面打ちをかわされて、バランスを崩したのなら、その崩れた方向に倒した方が手っ取り早いはずだ。
無論相手が<入り身投げ>の教科書通り起き上がってきたなら、教科書通り腕で首なり顔なり、押して倒せば良い。
しかし、そんなケースはまれだろう。
大体、開祖以外でそんなことをやっている人は殆ど見たことがない。
あの塩田剛三先生でもそんな<入り身投げ>はやっていない。
結局、通常やる上記の<入り身投げ>はかなり無理がある設定だと思う。
まともに入り身投げをやると、塩田剛三先生のYOU TUBE画像のように頭から落ちるので結構あぶないです。
https://www.youtube.com/watch?v=H6At0RIfM2s・・・の1分53秒のところです。
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