当道場で始めた頃には私が習っていた呼吸法も取り入れた準備運動でしたが、色々な経緯があって簡略化したストレッチ的なものに変えましたが、元に戻しました。
最初やっていた呼吸法というのは、私が多田先生(本部師範9段)に自由が丘道場で習ったものです。
主な基本的な動きは開祖と同じです。
(開祖の動画・・・https://www.youtube.com/watch?v=Ass4bv7msIA)
(多田先生の解説・・・https://www.youtube.com/watch?v=p13JLE0iCa4)
1.舟こぎ体操(別名:天の取り舟)
半身になり両手を一緒に前に出したり引いたりする運動だが、あくまで腰を中心に動かす。
2.振る魂
右手を下に左手を上にしてお腹の前で組み、肩の力を抜いて、両手の中に魂をこめるイ
メージで振る。
3.四方斬り、八方斬り
足の動きと手の動きを連動させながら、体捌きをするものです。
単なる踊りのように見えますが、合気道の身体を作るのにとても良い動きです。
それ以外に私は呼吸法というものを習いました。
かなり昔なので全く同じかは分かりません。
これは身体の内部の筋を使って身体を縮め、そして伸ばすという動きを、呼吸をあわせたものです。
確か天風会の影響を受けたものだと思います。
(参照・・・http://www.asahi-net.or.jp/~yp7h-td/tenpuu.html)
多田先生は現在94歳で現役で指導されています。
本部道場では70歳代で(定年?)やめられ、後は自分が指導する国内とイタリアの道場で指導されています。本部道場でも呼吸法を取り入れた準備運動(正確には「気の錬磨」と言っていたように思います)をやっており、本部道場では各先生が週に何時間か指導しておりましたが、多田先生の時間は(他の先生に較べ)いつも圧倒的に生徒があふれておりました。
多田先生の教えは単なる武術というものでなく「生命力を高めるもの」と言われ、先生の本にも詳細が書かれておりますので、関心のある方は一読をお勧めします。(https://www.amazon.co.jp/%E5%90%88%E6%B0%97%E9%81%93%E3%81%AB%E6%B4%BB%E3%81%8D%E3%82%8B-%E5%A4%9A%E7%94%B0-%E5%AE%8F/dp/4583111940)
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