あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
TVは紅白を見なくなってから既に20年くらいになります。
年末は恒例の格闘技を見ました。
ボクシングは残念ながらあまり面白い試合はありませんでしたが、エキジビションマッチの那須川天心とフロイド・メイウェザー戦は考えさせられるところがありました。試合はメイウェザーが軽く遊んで終わりというくらいレベルの違いを感じさせました。体重差が5kgメイウェザーが重いのですが、それ以上にパンチが効いていました。
ほんの数発で天心は脳震盪を起こしたようによろめき足がもつれダウン。
20歳の天心からみると41歳の相手は体力がないだろうと思っていたのでしょうが、伊達に50戦無敗を誇示しているわけではないのを証明しました。
天心の打撃は表面的な筋肉の動きのため相手の体で跳ね返され、メイウェザーの一撃は天心の中心部に浸透するような一撃に見えました。
メイウェザーはおそらく小さいころからずっとボクシング漬けなので気功をやり続けていた人のような体になっているのではないかと思います。
年齢を重ね筋肉が衰えてもそれ以上に体の内外を覆っている「気」が強くなり、合気道などの武術的にいうと「気の体」になっているのではないかと思います。
私が合気道を習った先生にもそのような人が多くいました。
普通なら単なる年寄りなのでしょうが、とてもではないが歯が立ちませんでした。
先生に言わせると稽古をすることで気が練られているということだそうです。
武術をまともにやっている人は年をとっても体は強くなっていくので、90歳近い開祖に誰もかなわなかったのも当然と思います。
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