審査の方法

合気道の審査は5級~1級、初段~4段と一応の定めがありいます。

5級の審査は片手持ち四方投げ、正面打ち一教、正面打ち入り身投げ、座技呼吸法があり、それから少しずつ技が増えて1級までにひと通りの技を習得できるようになっています。

そして初段の審査ではそれらの技をひと通り出来るかを見ます。

二段の審査ではそれに短刀取り、二人がけといった技が種類としては増えますが、それだけでなくそれらの原理的な技とその応用を自由に滑らかに(というのは、右手をもたれたら、それから右足を出して・・・とひとつひとつ考えならでなく)技が出るかを見ます。

三段はそれに木刀取り、杖取りの技もありますが、私が習った先生は「縦の線」と「横の線」を見ると説明しました。

「縦の線」とは武道でいう「正中線、あるいは中心線」。「横の線」とは「腰が上下に波打たずに水平に動く」という事を言います。

何故それが必要かというと、所謂「居つく」事がなく動ける体が出来ているかを見るためだと思います。

江戸時代に腰がふらつくのを「提灯腰」といって諌めたそうです。

確かに腰が上下左右にふれると、着物の帯が解け、侍の刀もフラフラと動いて誰かに当たりかねません。


また先生は「気」がどれだけ出ているかを見るのも重要だと説明していました。

私も同じような見方で審査をするつもりですが、もうひとつ重要な要素として「相手に気があっているか」を重視します。

なんといっても「合気道」なのですから。

あおぞら合気道(調布)AOZORA AIKIDO (in Chofu)

2011年創設の調布市の合気道の道場。様々な年代の男女が楽しく稽古をしています。 稽古日時:毎週木曜日の19時~20時30分、土曜日13時~15時あるいは15時~17時。施設の都合で変わります。         師範(instructor):合気会6段(aikikai 6-dan) 連絡先(contact address):aozora.aiki@gmail.com

0コメント

  • 1000 / 1000